長良川おんぱく2015 写真部の体験レポート2015
長良川の支流である板取川をどんどんさかのぼり、
更に山道を登って、まるで板取を見渡せるように建つ、築130年の古民家。
昨年の夏、神原さん一家は岐阜市からこの家に移住しました。
引越しを決めた時は、床に穴が空いているような状態だった家を、
夫婦二人で床を貼ったり、壁を抜いたり塗ったり、セルフリノベーションして、住める状態にしたそうですが、なんと二人ともリノベーション素人!
だからこそ、誰でもできるってことを体験してもらいたい!という想いで、今回協力してくださいました。
集まった参加者さんと、板取名物じゃがいもドーナツを食べながら、
このお家との出逢いなどのお話を聞きます。
では、早速はじめましょう!
神原さん一家は普段1階を中心に生活しています。
今回は2階をお借りして壁塗り体験。
元々貼ってあったベニヤを外すと、出てきた土壁です。
まずは、塗らない部分にマスキングをしていきましょう〜!
そして、珪藻土を練ります。
水を入れて、素手で練りねり…
けっこう重い!力が要る!
珪藻土は体に優しい。
だから手で直接塗っても大丈夫。
もちろん体にいいものは家にとってもいいもの。
壁に塗ることで"呼吸する家"になるから、とても気持ちよく暮らせそう。
ねん土遊びみたいで楽しいですね〜♪
神原さん夫妻は、
「好きな模様や絵を書いてもいいよ〜」と言ってくださったので、
皆楽しそうに、参加した証を残していました。
奥の方は、第1回目に塗ったところ。
茶色かった珪藻土が、乾くと白くなります。
作業のあとは、お昼ごはん♪
神原さんが用意してくださった、板取の食材を使ったビュッフェです!
リノベーションしたキッチンも、おしゃれ!
こっちは第2回目開催時のお昼ごはん。
皆で包んだ野草入り餃子です。
ごはんの後は、なぜか薪割り体験!
もうすぐ厳しい冬がやってきます。
薪はいくらあってもすぐなくなるそう。
斧が重くて最初は難しかったですが、コツをつかむと楽しい♪
最後は散歩しながら、
秘湯と呼ばれる温泉すぎ嶋旅館さんへ。
雰囲気もお湯も最高です。
神原さんは、この温泉でお子さんのアトピーが治ったので、移住の決め手にもなったそうです。
自分の住む場所を自分の手で作ること。
自然に寄りそって暮らすこと。
実際は大変なこともきっと多いだろうけど、
参加者さんが、1日だけでもその魅力を体験できたなら良かったなと思います。
(002:まんべ(吉田))
岐阜新聞連載~写真部の感動お届け!
10月27日(火)
岐阜新聞朝刊に掲載されました。