長良川おんぱく2015

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長良川おんぱく2015 写真部の体験レポート2015

青竹のいい香り

今回教えてくださるのは、鵜籠職人でもあるグリーンウッドワーク協会の前西千寿香さん。
鵜飼にかかせない道具を作り、竹細工文化や技術の継承を担う貴重な女性若手職人です。

青竹で作りますが、経年変化で乾燥して茶色くなります。
天然素材は変化も楽しめますね。
使う楽しみのひとつです。

「剥ぐ」とかいて「へぐ」と言います

すでに薄く加工してある竹ひごからさらに薄く4枚にさいていきます。
これを「剥ぐ」と言うそうです。
この簡単そうに思える作業・・・
みなさんの真剣な表情からお察しいただけるかと思いますが、とても難しいんです。

剥ぐ、剥ぐ、剥ぐ

こちらも真剣!
均等に力を入れて剥がないと、どちらかが薄くなりすぎてペリッとはがれてしまうのです。
この力加減が難しい。
4枚に剥ぐことによって硬い竹ひごが自由に曲がるようになるんですね。
つくる鍋敷き分の竹ひごを剥いでいると、それだけで終わってしまうので
今回は体験として一本のみ。
それでも少し竹細工の技術を知れた気がします。

いよいよ編んでいきます

自分で剥いだ竹ひごも1本使い、鍋敷きの形に編んでいきます。
今回は六角形を中心に編んでいく「六ツ目の鍋敷き」

指の力が要ります

どこに通していけばいいのかわからず「次、ここです」と手取り足とり教えてもらいました。
緩みをもたずしっかり編み込んでいくにも、指の力だけでは難しいので、ペンチでもぐっと引っ張ります。
前西さんと一緒に教えてくださった同じくグリーンウッドワーク協会の澤村さん。

集中!

編み目を間違わないように、丁寧に一目一目編んでいきます。
眼差しは真剣・・・

鵜籠と竹かごいろいろ

右奥の大きなかごが、鵜籠。
ここに鵜を4羽入れて、長良川まで運ばれます。
一番大きいところで円周2.5m。竹ひごも繋ぎ合わせることなく2.5mの長さを使うそう。
左のかごは、自転車に積んで使うものだそうで、古いものです。
飴色のいい色と艶が出ています。
鍋敷きもこんな風合いになるまで大事に使おうと思います。

完成!

みなさん、それぞれ素敵な鍋敷きが出来ました!
「無心で編んで、気がついたら出来上がっていました」
「とても複雑な形でよく昔の人はよく考えたなぁ」
「美しくて鍋の下に敷くのがもったいない気分」
思い思いの体験ができたようです。

専用ガイドブック・・・

たくさんの付箋のついた専用ガイドブック!
「娘のもあるからね」

岐阜新聞連載~写真部の感動お届け!

10月6日(火) 


岐阜新聞朝刊に掲載されました。